体質虚弱な方。心腎陰虚、ほてりがある方。
気陰虚性不眠症・神経症
不眠症、自律神経失調症、神経衰弱、発作性頻脈、心臓神経症、健忘症、口内炎、甲状腺機能亢進症、高血圧症などで、心腎陰虚を呈する方。
心腎陰虚の症状
●不眠、多夢。
●動悸、健忘。
●イライラ。
●口渇、口内炎。
●手のひら、足の裏のほてり。
●身体の熱感。
●盗汗(寝汗)。
●腰がだるく力が無い。
(source)
西暦1337年 元時代 『世医得効方』 危亦林 19巻。五代にわたる医家の家伝方を根拠として編集したもの。元代の医学を十三科に分けている。内科、外科、婦人科、五官科、小児科および傷科などの疾病の脈病証治を分別して述べている。特に骨傷科病証の治療には、見るべきものがある。→処方使用期間:670年間
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k1154 | 360丸(15日分) | 3,888円(税込) | ||
k1155 | 720丸(30日分) | 7,344円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k2239 | 480丸(20日分) | 4,968円(税込) |
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次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。
…補法:気血陰陽あるいは臓腑の虚損を補養する治法です。
【中薬大分類】安神剤…精神を安寧させる方剤です。重鎮安神・滋養安神の薬物を主体にして安神(精神安定)の効能を現す方剤です。
【中薬中分類】滋養安神剤…精神を滋養して安寧させる方剤です。陰血不足による虚陽偏亢で、焦燥・不安・動悸・不眠・易醒・多夢・盗汗(寝汗)・健忘・舌質が紅絳・少苔などの時に使用します。
裏熱虚(りねつきょ) …証(体質・症状)が、裏証(慢性)、熱虚証(陰液不足)の方に適応します。
【気血津・臓腑証】
心腎陰虚(しんじんいんきょ)…ほとんどの薬物が滋陰補血と安神の効能をもつもので、栄養・滋潤すると同時に精神安定に働き、心陰虚に適していることがわかります。党参・快苓は補気健脾により滋陰補血を補助し、桔梗は薬物の効果を上方に向ける引経薬となっています。
生地黄・天門冬・玄参は補腎・清熱に働くので腎陰虚にも適応し、心腎陰虚に有効です。また、天門冬・麦門冬・五味子は化疾・止咳にも働くところから、肺陰虚をともなう場合にも用いて良いです。
心陰虚(しんいんきょ)…ほとんどの薬物が滋陰補血と安神の効能をもつもので、栄養・滋潤すると同時に精神安定に働き、心陰虚に適していることがわかります。党参・茯苓は補気健脾により滋陰補血を補助し、桔梗は薬物の効果を上方に向ける引経薬となっています。生地黄・天門冬・玄参は補腎・清熱に働くので腎陰虚にも適応し、心腎陰虚に有効です。また、天門冬・麦門冬・五味子は化疾・止咳にも働くところがら、肺陰虚を伴う場合にも良いです。
【証(病機)】心腎陰虚(しんじんいんきょ)
滋陰養血・補心安神
・滋陰(じいん)…潤い、冷やす力、陰を補充することです。陰(液)を潤すと、陽(氣)即ち元気が出るということです。陰虚を解消することです。類義語:補陰・養陰・涵陰・育陰
・養血(ようけつ)…血を増やすことです。
・補心(ほしん)…心の機能を高めることです。
・安神(あんしん)…精神を安定させることです。
・陰虚(いんきょ)…陰虚;冷やす力が不足しほてりやすくなった状態です。体の構成成分の液体、血・体液などが不足し、消耗、乾燥状態になります。虚熱証です。
本方剤の適応する使用目標は次のとおりです。
●心腎陰虚で、虚火が心神をかき乱すことにより起こる不眠・不安感に用います。
●寝つきが悪い・眠りが浅い・夢をよく見る・目覚めやすいなどとともに、動悸・息切れ・焦燥感・健忘・顔面紅潮・手足のほてり・口内炎・舌質紅などの心陰虚の症状がある方に使用します。
●足腰がだるく痛む・耳鳴り・脱毛・精力減退などの腎虚症状がある方に使用します。
●地黄・天門冬・麦門冬…滋陰生津(陰液に不足や、これによって生じる心火を鎮める)。
●酸棗仁・柏子仁・遠志…養肝寧心・補血。
●丹参・当帰…養血活血。
●党参・茯苓…補中益気。
●桔梗根…引経剤(薬効を上部へ引き上げる)
●柏子仁などの心血を補う薬物と、地黄などの腎陰を補う薬物の組み合わせで、心腎の2臓を調整する方剤となっています。
左の写真は当帰の花です。 |
病症症状 | 合方 | 備考 |
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更年期障害で腎虚の症状が強い場合 |
天王補心丹+六味丸 » 天王補心丹+杞菊地黄丸 » 天王補心丹+知柏地黄丸 » |
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イライラして怒りっぽい場合 |
天王補心丹+加味逍遥散 » |
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