証の区別はない
歯痛・抜歯後の痛み・頭痛・項背痛
歯痛、頭痛、三叉神経痛、歯齦痛および口腔内の腫脹疼痛
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
●歯痛、歯齦痛
●脉緊
(source)
西暦1799年 江戸時代 『医療衆方規矩大成(いりょうしゅうほうきくたいせい)』 曲直瀬一渓(道三) 1巻。衆方規矩。日常臨床上で緊急に役立ち、有効なものを選出し病証別に方剤を記し、去加法をつけ加えてある。後世方を主とし増補版には家伝薬・民間薬まで載せてある。(江戸時代の出版者が、つけ加えたものもある。)→処方使用期間:208年間
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k0720 | 42包(2週間分) | 3,275円(税込) | ||
k0848 | 189包(63日分) | 13,132円(税込) |
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証(症状・体質)判定を望む方は
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※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。
【中薬大分類】治風剤…風(ふう)の邪による失調を治す方剤です。即ち、外風を疏散したり、内風を平熄する効能をもち、風病を改善する方剤です。
【中薬中分類】疏散外風剤…体外から侵入した外風を治す方剤です。
表寒虚(実)(ひょうかんきょ(じつ)) …証(体質・症状)は、一応表証(急性期)、寒証の方に適応しますが、この方剤は、たいていの、どの証にも対応します。
【気血津・臓腑証】
疼痛(歯痛・頭痛)・表熱(とうつう(しつう・ずつう)・ひょうねつ)…立効散は止痛の薬物だけで、鎮痛を目的とした頓服として使用されます。防風・細辛が温性で、升麻・竜胆草が寒性ですので、寒熱のバランスがとれて、平性の鎮痛剤になっています。細辛は局所麻酔作用を持つため、口中に含むと歯痛の鎮痛効果がすぐに得られます。
立効散は辛温と辛凉の解表薬に清熱薬を加えた方剤ですから、表熱に用いても良く効きます。
【証(病機)】血因寒凝(けついんかんぎ)
温陽活血・止痛・解表
・温陽(おんよう)…温める力を補充することです。
・活血(かっけつ)…血の流れを良くすることです。
・止痛(しつう)…痛みを止めることです。
・解表散寒(げひょうざんかん)…辛温解表と同義です。寒さの邪気による風邪の場合に体表にある寒邪を追い出すことです。
【立効散の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
〈立効散で急な歯痛がすっかり治まった〉 高血圧でかねてから漢方の処方を受けていたAさん(60歳・男性)は、ある日の夕方、急な歯痛に襲われてしまいました。歯科はすでに診察を終えている時間ということで、ホームドクターの漢方を取り入れている医院に駆け込みました。そこで処方されたのが、即効性のある痛み止めの立効散です。 2日分処方されたのですが、その夜に飲むとすぐに効き目があり、翌日には痛みも、歯科に行くことも忘れるほどでした。 後日歯科に行くと、歯痛の原因は虫歯だったと分かったそうです。 ・現代病名:歯痛 |
|
組成成分 |
生薬名(herb name) | 薬量(quantity) | 君臣佐使(role) | 効能1 | 効能2 | 大分類 | 中分類 |
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防風 » |
2 |
佐薬 |
辛温解表 |
止痛 |
解表剤 |
辛温解表薬 |
細辛 » |
2 |
君薬 |
辛温解表 |
止痛 |
温裏薬(散寒薬) |
|
升麻 » |
2 |
臣薬 |
辛温解表・清熱 |
止痛 |
解表剤 |
辛涼解表薬 |
竜胆草 » |
1 |
佐薬 |
清熱 |
止痛 |
清熱剤 |
清熱燥湿薬 |
甘草 » |
1.5 |
使薬 |
調和 |
補虚薬 |
補気薬 |
・君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。 |
細辛・升麻・防風はいずれも発散性で、細辛・防風には鎮痛作用があり、ことに細辛には麻酔作用もあります。升麻は咽頭の腫痛にもよいとされています。竜胆には発散作用はないが、解熱・消炎作用があります。
したがって、本方剤は主として口腔内の消炎・鎮痛に適した方剤と見ることができます。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。