比較的体力があり、のぼせて、便秘しがちの人
子宮、胃、腸の瘀血/瘀血症による便秘
習慣性便秘、更年期症候群、月経不順、産後の悪路停滞、高血圧症、肩こり症、頭痛、冷え症、月経困難症、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、めまい、動脈硬化、痔核、にきび、しみ、湿疹、こしけ、坐骨神経痛、子宮(付属器)の充血炎症、ヒステリー、躁病、眼底出血、膀胱炎、打撲、皮下出血、むちうち、捻挫、会陰部打撲による尿閉、鼻出血、歯痛、不妊症。
下腹部の痛みや抵抗・便秘・下肢の冷え・下腿静脈の怒張など(以上は骨盤内のうっ血による)に、のぼせ・頭痛・肩こりなど(以上は反射的な上半身の充血)の症候が基本にある以下の状況。
1.不定愁訴。
自律神経失調症・更年期症候群・冷え症・頭痛症・肩こり症・骨盤内うっ血症候群・高血圧の随伴症状など。
2.骨盤腔内の炎症。
骨盤内炎症・子宮内膜炎・附属器炎など。
3.外痔核・下腿静脈瘤・骨盤内血腫・打撲の内出血・開腹術や人工流産後・産後の悪露停滞などのうっ血・出血。
4.月経困難症・月経不順など。
5.習慣性便秘・腸管癒着・腸閉塞の初期など。
●大黄、芒硝、紅花により、流早産の危険性があります。
●授乳中は、乳児が下痢をする場合がありますので、使用には注意が必要です。
●実証で瘀血症状
●小腹急結
●のぼせと精神不安定
(source)
西暦250年 三国時代 『傷寒論』 校訂 六経によって急性熱病を識別し、治療する方法について説明している。→処方使用期間:1757年間
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0447 | 200錠 | 4,104円(税込) | ||
k0584 | 180包(顆粒剤) | 25,920円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k1525 | (EK-61)2.0g×42包(2週間分) | 2,278円(税込) | ||
k1523 | (KB-61)3.0g×28包(2週間分) | 2,278円(税込) | ||
k1524 | (KB-61)3.0g×168包(12週間分) | 12,924円(税込) | ||
k1526 | (EK-61)2.0g×294包(14週間分) | 15,114円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k1772 | 252錠(2週間分) | 1,960円(税込) | ||
k1773 | 1764錠(14週間分) | 13,121円(税込) |
●一日分生薬乾燥エキス量…2.50 g ●一日分価格(税込)…128円
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k1657 | (N61)2.0g×42包(2週間分) | 2,169円(税込) | ||
k1658 | (N61)2.0g×231包(77日分) | 10,930円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k2093 | 500g | 22,464円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0672 | 42包(2週間分) | 3,275円(税込) | ||
k0800 | 189包(63日分) | 13,132円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k1126 | 24包 | 2,700円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0371 | 180錠 | 4,644円(税込) |
●小太郎の協力会製品のご注文はインターネットではできません。 電話、Fax、Eメールで承ります。 弁証論治しましょう。 |
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k0372 | 540錠 | 12,528円(税込) |
●小太郎の協力会製品のご注文はインターネットではできません。 電話、Fax、Eメールで承ります。 弁証論治しましょう。 |
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証(症状・体質)判定を望む方は
証の判定メニュー画面へ »
※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。
【中薬大分類】理血剤…血の運行を調節する方剤です。理血薬を主体にして血分を調理し、血分の病変を改善する方剤です。
【中薬中分類】活血化瘀剤…滞った血(瘀血)を流す方剤です。蓄血・血瘀による疼痛・腫脹・腫瘤・半身不随・月経痛・無月経あるいは産後の悪露停滞・化膿症初期・狂躁などのさまざまな病変に使用します。
裏熱実(りねつじつ) …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、熱証(暑がり)、実証(体力充実)、瘀血(血流停滞)、気上衝(のぼせ・イライラ・緊張・不安)の方に適応します。
【気血津・臓腑証】
裏実熱・血瘀(りじつねつ・けつお)…発熱性疾患で「下腹部がかたく脹る(少腹急結)・狂のごとし」などがみられる熱結膀胱に用いられました。子宮・骨盤内・膀胱などの炎症をともなった症候と考えられます。
桃仁は大黄と供に鬱(うっ)血や内出血を除去し、癒着を改善します。また、油性成分を含むので、大便を軟化して緩下(潤下)の効果をもちます。桂皮は血管拡張・血行促進により、他薬の効を助けます。
それゆえ、熱結と同時に血瘀がみられる場合、すなわち炎症性の血行障害による激しい痛みや癒着・出血などが生じたときに用いると良いです。
一般には、骨盤内臓器など下焦の炎症で循環障害をきたした状態に用いますが、清熱と活血化瘀として広く使用しましょう。
【証(病機)】血熱血瘀(けつねつけつお)
● > 女性の使用が多い方剤です。
清熱瀉下・活血逐瘀
・清熱瀉火法(せいねつしゃかほう)…寒涼性の生薬を用い、熱や火邪(高熱・口渇・顔面紅潮・目の充血・腹満)を除く治療法です。
・活血化於法()…
・血熱(けつねつ)…熱邪が血に及び出血が起る(実熱)。貧血に伴う熱(虚熱)です。
・血オ(けつお)…血の流れが悪い状態です。生理的機能を失ったり、滞った血のことです。一般で言う血行障害のようなものです。類語:オ血。
本方剤の適応する使用目標は次のとおりです。
●日ごろから便秘傾向で、月経不順や月経困難症などがある。
●下腹部が硬く張り、特に左下腹部を押さえると痛む(圧痛)。
●暑がりだが、下半身が冷え、上半身(特に首から上)がのぼせる。
●月経時、または急なのぼせがあるとき、わけもなくイラついたりヒステリックになる。
●のどが渇き、手足がほてる。
●原因不明の発熱がある。
●めまいや耳鳴り、きつい肩こりや頭痛がある。
【桃核承気湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
〈肩こりと腰痛〉 女性34歳。一女の母。乾燥肌で汗は顔だけにかく。のぼせがあって時に顔が赤くなり、逆に足は冷える。生理痛は強いが初日だけである。主訴は右の肩こりと背痛。少女時代から続く重症の便秘である。まれに鮮血の混じった排便があり、病院の薬でも、コーラックでも下痢に傾き大変不快という。その他、まれに耳鳴り、鼻づまり、めまいが起きるがいずれも軽いものである。 のぼせ、足冷え、便秘、生理痛を目標に桃核承気湯を、顔の汗、肩こり、背痛を目標に柴胡桂枝乾姜湯をあて、交互の服用してもらったところ、約4ヶ月ですっかり軽快した。長年の便秘はすっかり治った。おまけに顔のぶつぶつが消えて滑らかになった。その後、ときどき桃核承気湯だけをのんで、のぼせを抑えている。 ・現代病名:肩こりと腰痛 |
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〈月経中も普段どおりの生活が可能に〉 主婦のNさん(45歳)は、体力に自信があったため、あまり気にしていなかったのですが、月経困難症が年々、ひどくなっていました。市販の鎮痛剤を服用していましたが、効かないほど痛みが強くなり、毎月のように寝込むようになってしまいました。重い腰を上げて婦人科に行ったところ、子宮内膜症と診断されました。そこで、以前から漢方薬に興味があったNさんは、知人に紹介された漢方薬を扱うクリニックを訪れたのです。 診察の結果、Nさんは実証タイプと判断されました。Nさんは食欲旺盛ですが、肩こりがあって足が冷えます。そして、便秘をすると冷えはさらに悪化してしまいます。このような症状から、普段は呉茱萸湯が、月経の1週間前からは桃核承気湯が処方されました。 しばらく服用を続けていくうちに、冷えが取れ、肩が軽くなってきました。1ヵ月ぐらいたつと月経痛はだいぶ楽になり、現在では月経中でも普段と同じ生活ができるようになったということです。 ・現代病名:月経困難症 |
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〈漢方薬でしみが解消された〉 一方、別の症状で漢方薬を使う病院を訪れたS子さん(45歳)は、瘀血体質で顔にはしみが多く、顔全体が黒ずんでいました。体格がよく、のぼせがあるS子さんに処方されたのは桃核承気湯です。これを飲むと、1年後にはしみは半分ほどに。喜んだS子さんが服用を続けると、その半年後にはしみがほとんど消え、見違えるような美肌になりました。 ・現代病名:しみ |
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〈桃核承気湯で充血が軽くなった〉 デザイン会社に勤めるEさん(26歳・女性)は、デザイナーという職種がら、パソコン作業に終日従事しています。すでに慢性化した寝不足と眼精疲労は職業病とあきらめていましたが、最近は目の充血もひどくなり、夫には「いつも長湯でのぼせたような赤い目をしている」と指摘されるほどでした。そこで、眼科を訪れたところ、旧の使い過ぎでしょう。しばらく仕事を休んでみては…」とアドバイスを受けました。 しかし、そう簡単に仕事を休むわけにはいかないので、市販の目薬を持ち歩き、気が向くたびに点眼していました。 そんなおり、同僚に漢方を勧められました。漢方薬局の薬剤師は、Eさんの証を体力は比較的あるものの疲血体質であると判断し、桃核承気湯を毎日3回飲むこと、目薬の1日の点眼回数を処方書どおりにするようにと指示しました。Eさんは、それまで漢方を使ったことがないため、それほど効果は期待していなかったのですが、4日ほど服用したところ、目の充血が軽くなってきたそうです。 ・現代病名:目の充血 |
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〈桃核承気湯で目の出血が軽くなった〉 建築事務所に勤務するFさん(36歳・女性)は、2級建築士という職種がら、毎日、長時間、製図板と向き合っています。そのため、目の疲れがひどく、目薬や眼精疲労を緩和する市販の飲み薬が手放せません。また、月経時の腹痛やのぼせにも悩まされていました。 ところが最近になって、結膜下出血を発症してしまいました。いつもなら1週間ほどで治るのですが、幼稚園に通う子どもがFさんの目を見ると怖がって泣き出してしまい、またFさん自身もこのままでは失明するのではないかと心配になり、総合病院の眼科を訪れることにしたのです。 しかし、医師は「目の使い過ぎでしょう。あまり心配することはないですよ。しばらく仕事を休んだ方がよいでしょう」と言うばかりです。かといって、仕事を休むわけにはいきませんし、目が見えなくなってしまったら仕事も続けられないと不安は大きくなるばかりでした。 そんなとき、日ごろから漢方に親しんでいる事務所の同僚から、漢方薬局を紹介されました。 さっそく訪れると、薬剤師は、Fさんは比較的体力はあるものの瘀血体質であると判断し、桃核承気湯を勧めました。 1ヵ月ほど服用したところ、Fさんの白目の充血はほとんどなくなり、さらに、月経のときの激しい腹痛も感じなくなったのです。Fさんは漢方を使ったことがなく、漢方の効果に半信半疑でしたが、今では桃核承気湯とめぐりあって本当によかったと思っているそうです。 ・現代病名:結膜下出血 |
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〈月経不順とともに下半身の冷えも改善〉 小柄でいつも元気なM子さんは、41歳の主婦。ひどい冷え症でした。下半身が特に冷えて、夜なかなか寝付けないのです。首から上はほてるといいます。冷え以外の症状について聞いてみると、便秘、肩こり、月経不順があるとのことでした。へその左下を押さえると、鈍い痛みがあるため、瘀血のあることが分かりました。 そこで、桃核承気湯を飲んでもらったところ、月経が正常に戻るとともに、あれほどつらかった下半身の冷えもしだいに改善していきました。 ・現代病名:月経不順 |
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〈産後のひどいおりものが解消された〉 Sさん(30歳・女性)は、出産後2年たっても月経が始まらず、その上、色が濃くにおいの強いおりものが増えて悩んでいました。漢方を処方する医師は、体格がよくてイライうしがちだというSさんに桃核承気湯を処方しました。 すると、服用して2週間後に月経が始まったのです。そのとき、色の濃い月経血がどっと出たとのことです。停滞していた血が漢方薬によって取り除かれたというわけです。 これを境におりものも正常になり、月経もきちんと来るようになりました。イライラもなくなり、現在は元気に育児をしています。 ・現代病名:おりもの |
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〈月経痛と同時にイライラも解消〉 思春期のころから、月経困難症に悩まされていたOLのTさん(30歳・女性)です。血瘀血に加えて気の乱れもあり、イライラして怒りっぽい性格であるため、職場での人間関係がうまくいかないことにも悩んでいました。 そ こで、気の乱れを解消する働きも持つ桃核承気湯を勧められて飲み出したところ、3ヵ月くらいから月経痛が和らぎはじめ、同時に、長年の悩みだった吹き出物や目の下のくまもすっきり消えました。その後も桃核承気湯の服用を続け、毎日、半身浴を行ったところ、1年後には痛み止めが必要ないまでに月経痛も治まり、性格も穏やかになりました。 「イライラした気分が治まったら、職場の人間関係もスムーズにいくようになった」と喜んでいます。 ・現代病名:月経痛 |
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組成成分 |
1.桃仁は、主に骨盤内腔の血管拡張により、うっ血を除き血腫の分解・吸収に働く(活血化瘀)。
2.大黄・芒硝は、大腸性の瀉下作用により、糞便を除き、腸管内の毒素の吸収をブロックし、代謝産物の排泄を強める。これによって活血化瘀の効果が強められる(逐瘀)。桃仁も、油性成分により糞便を軟化してこれを助ける(潤下)。
3.桂皮は、主に動脈側の血管拡張により血行を促進し、活血化瘀の効果を補助する。また、消化液の分泌・蠕動の促進などにより吸収を強める(理気)。
4.甘草は諸薬を調和させ、作用の行き過ぎを抑える。
5.大黄は消炎・抗菌に働く(清熱)。
(補足)
本方は、活血化瘀の桃仁に、瀉下の大黄・芒硝を配合したもので、主に骨盤内のうっ血や糞便停滞による骨盤内の圧迫を解消し、これらによる下半身の血行障害と反射的に生じる上半身の充血症状を改善する。
調胃承気湯に桃仁(桃核とも))う)と桂枝を加えたものです。桃仁には駆瘀血作用、桂枝にはのぼせを治す作用があり、ともに発散性です。
従って、この方剤は、顔色もよく、体力もある便秘傾向の人で、瘀血があってのぼせるというのに良いということがわかります。
瘀血は通常、下腹部ことに左下腹部に索状物を触れたり、圧痛を認めたりすること、月経不順や月経困難のあることなどから知ることができます。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
●瘀血(おけつ)による便秘や月経不順を改善 |
●男女を問わず「打撲傷」にも応用される |
病症症状 | 合方 | 備考 |
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血瀝腰痛:月経による腹や腰の痛み、月経痛などの場合 |
桃核承気湯+附子 » |
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●微妙な使い分けが必要な女性の漢方薬
婦人科疾患には、定番として用いられる処方がたくさんあります。当帰芍薬散のほかには、桂枝茯苓丸や加味逍遙散、桃核承気湯などがよく知られています。これらはいずれも、駆瘀血剤に分類される漢方薬です。ここで、これらの用法の違いをおおまかに見ておきましょう。
まず、適応となる体力程度が弱い順に並べると、当帰芍薬散(虚証)、加味逍遙散()、桂枝茯苓丸(実証)、桃核承気湯(実証)という順になります。
・当帰芍薬散は、冷えを伴う瘀血を取る「安産の薬」で、むくみや尿の出の異常といった水毒を伴う症状に効き、月経痛などの鎮痛にも用います。
・加味逍遙散は、更年期障害の第1選択薬として用いられることが多い薬です。
・桂枝茯苓丸は血と気の薬であり、のぼせなど気の上衝を伴うケースによく効きます。
・桃核承気湯は、のぼせて便秘がちな体力の充実したタイプに合う薬です。
しかし、女性の体はデリケートで、処方が額面通りに合わない場合も往々にしてあります。瘀血に最も広く使われる薬は桂枝茯苓丸と当帰芍薬散ですが、専門家でも使い分けに迷うケースがよく見られます。証を見定めて桂枝茯苓丸を選んでも効かなかったという人が当帰芍薬散でよくなることも、またその逆のケースもあるのです。つまり、実際の治療では柔軟に処方を見直すことも必要なのです。