胃アトニー体質者の方、呼吸器疾患の方
肝胃不和(鬱症・胃腸障害・痰が多い)
感冒、インフルエンザ、気管支炎、不眠症、肺炎などの回復期に熱が長引いたり、また平熱になっても気分がさっぱりせず、咳や痰が多くて安眠できないもの。
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
●いつまでも微熱、咳、痰が続く
●胸脇苦満、胸苦しさがある
●不眠や興奮
(source)
西暦1615年 明時代 『寿世保元』 共廷賢 →処方使用期間:392年間
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
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k0702 | 42包(2週間分) | 7,437円(税込) | ||
k0830 | 189包(63日分) | 28,148円(税込) |
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証(症状・体質)判定を望む方は
証の判定メニュー画面へ »
※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。
【中薬大分類】祛痰剤…固まった水液である痰を除する方剤です。きょ痰薬を主体にし、痰を排除・消解したり、各種の痰病に効果のある方剤です。
【中薬中分類】清熱化痰剤…熱性の痰を除去する方剤です。熱痰に使用します。熱痰は、邪熱内盛により津液が煎熬(汁が無くなるまで煮詰めること)されて生じ、甚だしいと鬱して化火することにより痰火になります。
裏熱虚(りねつきょ)
…証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、熱証(炎症)、虚証(虚弱)、気上衝(のぼせ・イライラ・緊張・不安)の方に適応します。
【証(病機)】痰熱上擾・肝気鬱結(たんねつじょうじょう・かんきうっけつ)
清熱化痰・和胃降逆・解鬱・滋陰益気
・清熱(せいねつ)…熱をさますことです。身体の内部の熱を冷ますことです。体表の熱の場合は解熱といいます。
・化痰(けたん)…痰を除くことです。
・降逆(こうぎゃく)…上った気を下げることです。
・解鬱(かいうつ)…鬱を解消することです。
・滋陰(じいん)…潤い、冷やす力、陰を補充することです。陰(液)を潤すと、陽(氣)即ち元気が出るということです。陰虚を解消することです。類義語:補陰・養陰・涵陰・育陰
・益気(えっき)…気を補充することです。
【竹筎温胆湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
![]() 〔初診〕平成3年1月。 〔主訴〕かぜが治らない。不眠。 〔既往歴〕特記すべきものなし。 〔現病歴〕多忙の中でかぜをひいたと年末に電話がかかってきた。申しわけないが行けないので、使いの者に薬を渡してほしいとのことである。以前から母親は私の患者で、いつもその付き添いとして来院している人である。見たところあまり丈夫そうな人ではない。 電話診断で、寒け、頭痛、発熱などがあることを知り、とりあえず桂枝湯エキス7.5を分3で7日分投与した。 年が明けて1月の末になって来診。いただいた薬がよく効いて、治ったと思っていたところ、また悪くなってきたという。家族も多いし、病人をかかえて相変わらず忙しいようである。それにしても、私がかぜをひくと何もしないで寝込んでしまうが、家内は熱があっても家事をしている。女の人は大変だな、などと関係ないことを考えてしまう。 現在の症状は、時々寒けがし、微熱がある。のどが痛む。頭痛はないが、食欲はあまりない。 とくに眠れなくて困っている。なんとなく神経質になって驚きやすく、痰が少しからんだ咳が出て、安眠できない。 便秘がちで通じ薬を飲んでいる。夜間尿は1回。 〔現症〕身長145cm、体重43㎏。外見よりも体つきはしっかりしている。脈、舌に異常なく、腹証上も特記すべき所見はない。 〔経過〕竹筎温胆湯を投与。これは大変よく効いて、2週間後の来診では、かぜはすっかりよくなった。またよく眠れるようになったとのことであった。廃薬。 ・現代病名:感冒回復期の不眠 |
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組成成分 |