体力がおとろえて、疲れやすい方
心気陰両虚証(動悸・息切れ・不整脈・盗汗・口咽乾燥)
動悸、息切れ、上室性・心室性期外収縮、冠不全、心臓神経症、心臓弁膜症、血痰を伴った咳嗽、バセドー病の呼吸困難、バセドー病、喉頭結核、肺結核、神経性心悸亢進症、交感神経緊張症、高血圧、不整脈、産褥熱、胃潰瘍
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
●不整脈や頻脈
●心悸亢進、心下悸
●皮膚枯燥、便秘(虚熱)
(source)
西暦250年 三国時代 『傷寒論』 校訂 六経によって急性熱病を識別し、治療する方法について説明している。→処方使用期間:1757年間
煎じ薬は煎じの作業がありますがその薬効は、エキス剤よりも優れています。
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k1003 | 30日分 | 16,934円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k2168 | 2.5g×189包(31.5日分) | 10,941円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k0675 | 42包(2週間分) | 6,002円(税込) | ||
k0803 | 189包(63日分) | 21,894円(税込) |
●一日分生薬乾燥エキス量…7.00 g ●一日分価格(税込)…494円
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k2067 | 500g | 29,160円(税込) |
【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに商品が1個入ります。
複数個お買い上げの場合は数量を入力して、【カゴに入れる↓】ボタンをクリックして下さい。
別の商品の【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに別の商品が追加されます。
このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。
の使用ができるようになりました。
電話注文 » | FAX注文 » | メール注文 » | 直接来店 » |
証(症状・体質)判定を望む方は
証の判定メニュー画面へ »
※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。
…補法:気血陰陽あるいは臓腑の虚損を補養する治法です。
【中薬大分類】補益剤…正気を補う方剤です。補益薬を主体にして正気の不足である虚証を改善する方剤です。扶正剤・補剤ともいいます。
【中薬中分類】補血剤…血を補う方剤です。血虚に対する方剤です。養血剤ともいいます。
裏熱虚(りねつきょ) …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、熱証(炎症)、虚証(虚弱)、燥証(乾燥)の方に適応します。
【気血津・臓腑証】
気陰両虚(きいんりょうきょ)…「動悸・脈の結代」に対する処方ですが、主病態は発汗などによる津虚・陰虚で、血中水分量の不足による動悸と考えられます。機能不足による「脈の結代」はこれに付随する心気虚の症状です。それゆえ、体液を増加させ栄養を補充する滋陰生津の部分が大半を占め、補気薬はむしろ少ないです。
【証(病機)】心陰陽両虚(しんいんようりょうきょ)
養心陰・補心陽・益気通陽・滋除補血・滋陰生津・補気健脾
・養心(ようしん)…心の機能を高めることです。
・補心(ほしん)…心の機能を高めることです。
・益気(えっき)…気を補充することです。
・補血(ほけつ)…血を補うことです。=益血、養血。
・滋陰(じいん)…潤い、冷やす力、陰を補充することです。陰(液)を潤すと、陽(氣)即ち元気が出るということです。陰虚を解消することです。類義語:補陰・養陰・涵陰・育陰
・生津(せいしん)…唾(つば)を出させて、咽(のど)の渇きを取ることです。
・補気(ほき)…気を補う=益気のことです。
・健脾(けんぴ)…脾の働きです。脾胃の機能を正常にする治療法です。
【炙甘草湯の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
〈漢方薬の服用でのどの腫れが消えた〉 専業主婦のMさん(50代)は、病院でバセドウ病と診断され、すでに手術の予約も済ませていました。それでも、甲状腺を切る前に一度漢方を試してみたいという本人の意志が強く、はるばる漢方薬を処方する医師の病院を訪ねてきたのです。症状は、一見して甲状腺が腫れていることが分かるほか、動悸と疲労感がありましたが、Mさんの場合、バセドウ病特有の眼球の突出は見られませんでした。胃腸は弱くないということなので、炙甘草湯という漢方薬の服用を始めると、3ヵ月で、のどの腫れもほとんど目立たなくなりました。 結局、手術を取りやめることができ、体調もよくなったので、その時点で漢方薬の服用はやめました。 ・現代病名:バセドウ病 |
|
組成成分 |
桂枝、生姜、大黄、甘草、麦門冬、麻子仁、地黄、人参、阿膠
桂枝湯(方剤構成の意味から言えば桂枝加芍薬湯)から芍薬を除いて、麦門冬以下の薬を加えたものです。麦門冬から阿膠までの薬物がすべて潤性で補性の薬物であることが、本方剤の特色です。
すなわち、滋潤作用は麦門冬以下すべての薬物にあると言えますが、麦門冬には乾咳を治す作用、麻子仁には緩下作用、地黄には補血作用、人参には補気作用(強壮作用と言ってもよい)、阿膠には鎮静・止血作用があり、これらの作用が桂枝加芍薬湯(芍薬はないが)に付加されたと見ればよいです。芍薬がないから、腹直筋の緊張や腹痛はないのを通常としますが、桂枝加芍薬湯や桂枝加竜骨牡蠣湯を使う場合に似て、腹力はないです。
潤性で補性ということは燥証で虚証向きということであり、汗が出る、疲れやすい、それに付加された薬物の作用から見て、心悸亢進・貧血・便秘傾向などの症状を治すことのできる方剤と言うことができます。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。