●肋膜炎・気管支炎・膿胸などで、胸が苦しく、咳を伴う方に適応します。
●ただし顔色が悪く、体力の著しく衰えた方には用いてはいけません。
気管、肺、胸膜などの炎症の方
慢性気管支炎・気管支喘息
咳、咳による胸痛、気管支炎、咽喉炎、肋膜炎の胸痛、気管支喘息、肺炎、肋膜炎、膿胸、胃酸過多症、胆石症、肋間神経痛
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
●胸痛を伴う咳痰
●心下痞硬、圧痛
●胸脇苦満、往来寒熱
(source)
西暦1800年 日本時代 『本朝経験方』 日本で生まれて経験的に幅広く用いられているが明確な創作者がわかっていない処方。→処方使用期間:207年間
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k2175 | 2.5g×42包(2週間分) | 6,988円(税込) | ||
k2176 | 2.5g×189包(63日分) | 38,311円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k0684 | 42包(2週間分) | 8,192円(税込) | ||
k0812 | 189包(63日分) | 30,656円(税込) |
●一日分生薬乾燥エキス量…5.00 g ●一日分価格(税込)…674円
【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに商品が1個入ります。
複数個お買い上げの場合は数量を入力して、【カゴに入れる↓】ボタンをクリックして下さい。
別の商品の【カゴに入れる↓】ボタンをクリックするとあなたの買物カゴに別の商品が追加されます。
このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。
の使用ができるようになりました。
電話注文 » | FAX注文 » | メール注文 » | 直接来店 » |
証(症状・体質)判定を望む方は
証の判定メニュー画面へ »
※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。
…和法:和解あるいは調和の作用によって病邪を消除する治法です。
【中薬大分類】和解剤…調和を行う方剤です。和解の方法により病邪を解除する方剤です。少陽半表半裏の邪を解除したり、肝脾不和・脾胃不和を改善するもので、八法の【和法】に相当します。
【中薬中分類】和解少陽剤…感冒の中期(邪が少陽)に用いる和解剤です。往来寒熱・胸脇苦満・悪心・食欲不振・口が苦い等の症状で用います。
裏熱虚(りねつきょ) …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、熱証(炎症)、虚証(体力中くらい)、胸脇苦満(肋骨下部の張り)の方に適応します。
【気血津・臓腑証】
肺の熱痰(はいのねつたん)…小柴胡湯と清化熱疾の小陥胸湯(黄連・括楼仁・半夏)の合方で、呼吸器系の炎症で滲出をともない「粘稠で切れにくい痰・咳嗽・胸痛」などを呈するものによく、滲出性胸膜炎などにも用います。
基本的な効能は小柴胡湯と同様ですが、消炎作用をもつ黄連・括楼仁が加えられています。括楼仁は痰を稀釈して喀出する効果をもつので、炎症が強く痰が粘稠な場合に適します。炎症性滲出に対しては、黄連・黄ゴン・括楼仁・半夏などが作用して抑制するものと考えられます。
【証(病機)】半表半裏(はんぴょうはんり)
和解半表半裏・清熱化痰・清熱瀉火・止咳
・和解(わかい)…臓腑の機能を調和させて病邪を除く。半表半裏、少陽証の治療法です。
・半表半裏(はんぴょうはんり)…横隔膜に隣接する臓器で、胃、肝、脾、肺、肋膜、心、食道気管支などです。
・清熱瀉火法(せいねつしゃかほう)…寒涼性の生薬を用い、熱や火邪(高熱・口渇・顔面紅潮・目の充血・腹満)を除く治療法です。
・清熱(せいねつ)…熱をさますことです。身体の内部の熱を冷ますことです。体表の熱の場合は解熱といいます。
・化痰(けたん)…痰を除くことです。
・化痰法(けたんほう)…痰飲が病因となって起る咳、痰、吐き気、嘔吐、眩暈(めまい)などの治療法です。
・止咳(しがい)…咳を止めることです。
・半表半裏(はんぴょうはんり)…横隔膜に隣接する臓器で、胃、肝、脾、肺、肋膜、心、食道気管支などです。
組成成分各生薬の詳細説明にリンクします。 |
これは小柴胡湯と小陥胸湯との合方という意味です。小陥胸湯(傷寒論)は、半夏・黄連・瓜呂仁で、半夏だけが小柴胡湯と重複しています。陥胸とは胸部から心下部にかけて張って重苦しいのを除くというほどの意味で、半夏・黄連・瓜呂仁ともに降性をもつことを特色とします。
また瓜呂仁は洞性の鎮咳・化疾薬であるが、半夏・黄連は燥性であり、方剤は全体として熱・虚・湿・升証向きと見ることができます。
方剤中には柴胡・黄苓の組み合わせと、黄連・黄苓の組み合わせをともに含むので、胸脇苦満と心下病硬をともに有する腹証と考えます。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。