●八味丸は全体として潤性であり、湿証の方には使用できません。午膝・車前子は利尿薬で、牛車腎気丸は、湿証の方用の方剤です。尿量減少や浮腫(むくみ)のある方に使用します。
●午膝には血液循環障害を除く作用もあり、牡丹皮の作用を強化するのに役立ちます。
腰から下が冷えて重だるく、夜間頻尿があるか、足がむくむ方
腎陽虚(老化・夜間頻尿・冷え)で腎虚水泛が顕著な方
慢性腎炎、ネフローゼ症候群、腰痛、下半身の浮腫、乏尿
●牡丹皮の成分により、流早産の危険性があります。
●附子が含まれているため子供の使用や、附子を含む他製剤との併用には、充分な注意が必要です。
●下半身機能低下(腰痛、脚弱、臍下不仁)
●足腰の冷え
●排尿障害、浮腫傾向
(source)
西暦1253年 南宋時代 『済生方』 厳用和 《厳氏済生方》ともいう。10巻。中風、中寒などと、内・外・婦人科など79篇で、先ず病候を述べ後に方剤を記している。作者が試用し有効だった450余首が選録されている。→処方使用期間:754年間
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k2141 | 30包(10日分) | 3,672円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k0717 | 42包(2週間分) | 4,151円(税込) | ||
k0845 | 189包(63日分) | 16,319円(税込) |
●一日分生薬乾燥エキス量…4.50 g ●一日分価格(税込)…284円
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k0260 | 480丸(20日分) | 5,562円(税込) |
●一日分生薬乾燥エキス量…2.40 g ●一日分価格(税込)…270円
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k2225 | 360丸入(15日分) | 4,320円(税込) | ||
k2226 | 720丸入(30日分) | 8,100円(税込) |
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証(症状・体質)判定を望む方は
証の判定メニュー画面へ »
※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。
…補法:気血陰陽あるいは臓腑の虚損を補養する治法です。
【中薬大分類】補益剤…正気を補う方剤です。補益薬を主体にして正気の不足である虚証を改善する方剤です。扶正剤・補剤ともいいます。
【中薬中分類】補陽剤…陽気を補い、温める方剤です。陽虚に対する方剤です。助陽剤・温陽剤・壮陽剤ともいいます。
裏寒虚(りかんきょ) …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、寒証(冷え)、虚証(虚弱・腎虚)、湿証(水分停滞)の方に適応します。
【証(病機)】腎陽虚兼水湿(じんようきょけんすいしつ)
温補腎陽・利水・補陽(腎)・利湿
・温補(おんぽ)…温め補う療法で温薬を用い寒冷の症状に対処します。温める力を補充することです。
・利水(りすい)…腎を温めて、脾を健全にすることです。尿や発汗のことです。水気を下行させて通利することです。利尿、導尿がそれです。薬物では猪苓・沢瀉・通草などにその作用があります。
・腎気虚・腎陽虚(じんききょじんようきょ)…腎気虚・腎陽虚;腎気虚は、腎気による固摂作用の減退で、泌尿生殖器系の異常があらわれます。とくに副交感神経系の機能低下による障害ではないかと考えられます。老化による機能衰弱・幼児の神経機能未熟・早婚や性生活不節制による消耗などによって生じます。腎陽虚は、腎虚の程度がすすみ「温煎作用」の減退による寒証(虚寒)があらわれたものです。内分泌機能の低下にもとづく同化作用の減弱・循環不良・脳の興奮性低下などによる症候と考えられます。先天的な虚弱・老化・慢性病による消耗などで発生します。腎陽虚は早晩他臓に影響をおよぼし、脾腎陽虚・肺腎陽虚・心腎陽虚などを生じます。
本方剤の適応する使用目標は次のとおりです。
●八味丸証の方の尿量減少。
●八味丸証の方の浮腫(むくみ)。
●老人性腰痛。
●糖尿病性神経障害。
【牛車腎気丸の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。
〈緑内障と白内障の症状が緩和〉 Mさん(70歳・男性)は、50代のときの成人検診で眼圧値が高いことが判明し、その後、開放隅角緑内障と診断されました。以来、点眼薬のβブロッカーで眼圧をコントロールしていましたが、最近は あまり眼圧が下がらず、両眼とも21㎜Hgという正常値ぎりぎりの値でした。また、白内障を合併し、目がかすむようにもなってしまいました。 心配になって眼科を訪れたMさんは、点眼薬のほかに漢方薬の併用を医師から勧められました。Mさんには、夜間頻尿やのどの渇き、足腰の冷えやしびれ、腰痛などの諸症状があったことから、八味地黄丸に牛膝、車前子を加えた牛車腎気丸が処方されることになりました。 2週間ほど服用した後、眼科で再検査を受けたところ、眼圧は両眼とも18㎜Hgまで下降し、かすみ眼の症状も軽快していました。 以後、牛車腎気丸の服用を続けており、眼圧はずっと安定しているそうです。 ・現代病名:緑内障・白内障 |
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組成成分 |
八味丸に牛膝と車前子を加えたものです。八味丸にも伏苓・沢瀉という利尿薬が入ってはいるが、日本で普通に用いられる生薬配合比では、八味丸は全体として潤性であり、湿証の著しい者に用い難いことは既に述べた。
牛膝・車前子はいずれも利尿薬であるから、八味丸を湿証向きに直したと見ることができよう。
この場合、伏苓・沢瀉を増量し、潤性薬を減量すれば、さらに合理的と言えよう。
牛膝には血液循環障害を除く作用もあり、牡丹皮の作用を強化するのに役立つ。
八味丸を用いたい場合で、尿量減少や浮腫のあるもの。老人性腰痛や糖尿病性神経障害にはことに適しているように思われる。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
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女性の場合は、乳がんに次いで罹患者の多い大腸がんです。また、死亡数では大腸がんが1位となっているんです。決して人ごとではありません。 大腸がんのリスクを上げるといわれている要因を、国立がん研究センターの情報を基にまとめました。 肉や魚の焦げ目を平気で食べている 肉や魚の焦げ目を食べると「がんになる」と聞いた事がある人も少なくないと思います。焦げ目に含まれている“ヘテロサイクリックアミン”と呼ばれる物質には、大腸がんのリスクを高める恐れがあるそうです。 まだ、根拠は不十分だとされているそうで、神経質になり過ぎると何も口にできなくなってしまいますが、食事のときは念のため頭に入れておきましょう。 赤肉の食べ過ぎ 赤肉(食肉での「赤肉」は多くが筋肉組織であり、脂肪やスジが少なく赤く見える肉の部位)の食べ過ぎやハムやソーセージなど加工肉の食べ過ぎも大腸がんのリスクを高めると考えられています。国立がん研究センターが行った多目的コホート研究によると、女性の場合は特に赤肉の食べ過ぎが大腸がんリスク増大に影響を与えるということです。 食べ過ぎとはどの程度なのか意見が分かれるところですが、上述の研究では1日80g以上の赤肉を毎日食べた女性に大腸がんリスクの増大が認められたそうです。具体的な目安として、1日80gを意識するといいです。 日常的な運動不足 運動不足も大腸がんのリスクを高めるといわれています。前述の多目的コホート研究では、身体活動量と女性の大腸がんリスクに関連が見られなかったという研究結果がありますが、運動は一般的に肥満を予防し、胆汁酸分泌を抑え、免疫力を高めます。発がん物質を含んだ便の排出も促すので、普段デスクワークなどで体を動かす習慣のない人は、運動不足に注意しましょう。 大量の飲酒 女性の場合は、大量の飲酒が大腸がんのリスクとなると考えられています。大量の飲酒とはどの程度を指すのか一概には言えませんが、厚生労働省によれば1日平均純アルコールで20g以下が“節度ある適度な飲酒”になるそうです。女性の場合は男性よりアルコールを処理する働きが弱いため、その半分程度が理想的という意見もあります。具体的には350mlの缶ビールを1日1本以下に抑えるといった感じです。 大腸がんのリスクを減らしてみてください。 |