●肝は目に開窮するといい、肝臓の働きが低下するとその症状が目にあらわれます。つまり、目の健康状態を改善するには肝の働きを高めることが非常に重要です。
●杞菊地黄丸は目に栄養を与える生薬を配合しており、疲れ目、かすみ目などの目の諸症状に大変効果があります。いわば、飲む目薬といえます。
疲れると手足の裏がほてり、口が渇き、身体のふらつく方
肝腎陰虚証(目のかすみと乾燥感・視神経炎・神経萎縮・中心性視網膜炎)/肝腎陰虚証治療の基本方剤/肝陰虚/肝陽上亢
中心性網膜炎、視神経萎縮、球後視神経炎、白内障などの眼疾患、あるいは高血圧症、自律神経失調症などで肝腎陰虚、肝火旺の症候を呈する方
●目のかすみ。
●複視。
●目の乾燥異物感。
●目の痛み。
(source)
西暦1777年 清中期時代 『医級・雑病類方』 董西園 →処方使用期間:230年間
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k2242 | 360丸(14日分) | 4,104円(税込) | ||
k2243 | 720丸(30日分) | 7,560円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k2223 | 360丸入(15日分) | 4,104円(税込) | ||
k2224 | 720丸入(30日分) | 7,560円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k0261 | 480丸 | 5,249円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k1743 | 46包(15日分) | 4,644円(税込) |
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証(症状・体質)判定を望む方は
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※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。
…補法:気血陰陽あるいは臓腑の虚損を補養する治法です。
【中薬大分類】補益剤…正気を補う方剤です。補益薬を主体にして正気の不足である虚証を改善する方剤です。扶正剤・補剤ともいいます。
【中薬中分類】補陰剤…陰液を補い、虚性の熱を制御する方剤です。陰虚に対する方剤です。滋陰剤・養陰剤・育陰剤・涵陰剤ともいいます。
裏熱虚(りねつきょ) …証(体質・症状)が、裏証(慢性症状)、熱証(暑がり)、虚証(虚弱・陰虚)の方に適応します。
【気血津・臓腑証】
肝腎陰虚(かんじんいんきょ)…補腎益精・明目の拘相子と明目・徳風の菊花を加えたものです。肝腎陰虚の視力減退やふらつきに使用します。白内障・老眼などの視力減退を改善するのが明目の効能です。
【証(病機)】肝腎陰虚・肝陰虚(かんじんいんきょ・かんいんきょ)
滋補肝腎・清肝火・明目・滋水涵木(滋腎養肝)
・滋補肝血(じほかんけつ)…肝血を補って肝を強化することです。
・清肝明目(せいかんめいもく)…目の働きは肝に関係するので、肝の機能を調節して目の働きを回復させる方法です。
・滋腎養肝(じじんようかん)…腎と肝の機能を補うことです。特に潤す作用と冷やす作用を補充することです。肝腎両虚の場合に用いる方法です。
1.熟地黄・山茱萸・山薬は、豊富な栄養物を含み、体を栄養1滋潤し抵抗力を高め異化作用を抑える(滋補肝腎)。熟地黄は強心・抗アナフィラキシー作用を、山茱萸は白血球増加・止汗・遺精を止める作用を、山薬は消化吸収促進・止瀉作用をもつ。
この3薬の「補益」の効能を「三補」という。
2.牡丹皮・沢瀉・茯苓は、鎮静的に働く。牡丹皮は、解熱・抗菌に働く。
牡丹皮・沢瀉は、自律神経系の興奮を鎮める(清虚熱)。茯苓・沢瀉は、組織中や消化管内の水分を血中に吸収して利尿作用によって除き(利湿)、「三補」の薬物の滋潤性の行き過ぎを抑える。
この3薬の効能を「三瀉」という。
3.熟地黄・山薬・沢瀉は、血糖降下作用をもつ。
4.山茱萸・沢潟・牡丹皮は、血圧降下作用をもつ。
5.牡丹皮は、血管拡張により血行を促進し、子宮粘膜を充血させ、月経を正常化する。
6.全体では、下垂体一副腎皮質の機能を強め、細胞性免疫能を高めることが実験的に証明されている。
(補足)
本方は「三補」「三瀉」の組み合わせが特徴で、「三補」が主になっている。単なる補益の処方ではないので、長期間服用しても弊害がない。
また、長期間服用してはじめて効果があらわれる。
[応用]
思考力減退・めまい感・ふらつき・耳鳴り・難聴・腰や膝がだるく力がない・夜間の口渇・咽のかわき・尿が濃い`便がかたい・体の熱感・手のひらや足のうらのほてり・寝あせ・遺精・早漏・性欲の仮亢進・舌質は紅~暗紅で乾燥・舌苔は少ない・脈は細数などの慢性の消耗・乾燥症状・熱症状を示す状態(肝腎陰虚)が基本にある以下の状況。
1.慢性疾患・消耗性疾患
糖尿病・慢性肝炎・慢性腎炎・肺結核・高血圧症・動脈硬化・甲状腺機能元進症・慢性尿路感染症・気管支喘息・強皮症など。
2.月経異常
無排卵・無月経`過少月経・稀発月経など。
3.小児の発育・知能発達の不良
(参考)
本方を処方の基本にして長期間服用させることが重要である。
中国では、六味丸に2種の薬物を加えて八味としたものが幾通りもつくられて、日本で八味丸と通称されるものは、中国では桂附腎気丸と呼ばれています。そのほかに杷菊腎気丸、知柏腎気丸などが有名です。
腎気丸の「腎」とは解剖学的な腎臓の意味ではなく、泌尿生殖機能、ことに精力を指すものと考えれば、ほぼ間違いありません。すなわち六味腎気丸をはじめ、もろもろの腎気丸と呼ばれるものは、すべて精力増強を目的としてつくられていると考えてよいです。
熟地黄・山薬・山茱萸はいずれも補性・升性・潤性で、強壮作用が強く、一方、茯苓と沢瀉は燥性で、局所的な水分の停滞を除く作用がありますが、日本で普通に用いられる生薬配分比では、方剤は全体として潤性と言えます。これに血液循環障害を除く牡丹皮が加えられて、熟地黄とともに血液循環改善にも役立つ方剤となっています。
熟地黄・山茱萸が温性であるほかは、構成生薬はすべて平性または寒性(沢瀉・牡丹皮)です。したがって、方剤は全体として寒性・補性・潤性であると言うことができます。
この方剤はいわゆる腎陰虚の代表的方剤で、腰から下の精力をつけ、循環をよくし、尿の出渋るのを快通させる方剤だと考えればよいです。鎮痛作用はあまり期待できません。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
●疲れると手足の裏がほてり、口が渇き、身体のふらつく人に用います。 |
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