●咽喉頭炎・扁桃腺炎。
●肺膿瘍。
甘草湯は咽喉痛のみあって炎症のない場合、桔梗湯は炎症があり、化膿もある場合と考えればよいです。ただし、痰の多いものには適さないです。湯に溶かして少しずつ咽喉(のど)に触れるようにして飲み込むと良いです。
のどのはれ、痛みのある方
消炎・鎮咳・去痰・咽痛の解除・排膿
扁桃炎、扁桃周囲炎、咽頭炎、喉頭炎、肺化膿症、肺膿症、肺壊疸、腐敗性気管支炎(咳嗽、慢性喀痰)
●妊婦または妊娠の可能性のある人は、使用できない場合があります。
●無熱
●咽喉が腫れ痛む
●咳が出て膿様の痰が出る
(source)
西暦250年 三国時代 『傷寒論』 校訂 六経によって急性熱病を識別し、治療する方法について説明している。→処方使用期間:1757年間
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k0744 | 42包(2週間分) | 2,716円(税込) | ||
k0872 | 189包(63日分) | 10,941円(税込) |
●一日分生薬乾燥エキス量…1.25 g ●一日分価格(税込)…179円
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k0522 | 8包 | 1,080円(税込) |
商品番号 | 規格 | 税込価格 | 数量 | カゴに入れる↓ |
---|---|---|---|---|
k1132 | 18個 | 702円(税込) |
●一日分生薬乾燥エキス量…0.625 g ●一日分価格(税込)…228円
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証(症状・体質)判定を望む方は
証の判定メニュー画面へ »
※この判定のために、AI(人工知能)のエキスパート・システムを構築しました。
次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。
【中薬大分類】清熱剤…熱を除去する方剤です。清熱・瀉火・解毒・透熱滋陰などの効能により裏熱を改善する方剤です。
【中薬中分類】清気分熱剤…熱性の感冒や熱病の中期に用いる方剤です。熱邪が気分にあって高熱・つよい口渇・多汗・舌苔が黄・脈が洪大滑数の場合や、病後の余熱未清に適用します。
裏熱虚(りねつきょ) …証(体質・症状)は、一応裏証(慢性症状)、熱証(炎症)、虚証(虚弱)の方に適応しますが、この方剤は、たいていの、どの証にも対応します。
【気血津・臓腑証】
熱盛・熱毒(ねつせい・ねつどく)…消炎・鎮咳・去痰・咽痛の解除・排膿などを目的に使用します。
【証(病機)】小陰病(しょういんびょう)
清熱解毒・去痰排膿
・清熱解毒法(せいねつげどくほう)…寒涼性の生薬を用い、熱毒の邪、発赤・腫脹・化膿・高熱を治します。
・去痰(きょたん)…痰を除くことです。
・排膿(はいのう)…化膿した部分を切開して膿(うみ)を出すことです。
・少陰病(しょういんびょう)…苦痛は少ないが気力が衰え、寝たり横になっている病状です。
・熱毒(ねつどく)…熱の勢いが強く、発赤、腫脹、化膿、高熱などを引き起こします。
・熱盛(ねつせい)…一般的な炎症や発熱性疾患のことです。実熱全般を特徴づける病態です。
本方剤の適応する使用目標は次のとおりです。
●咽頭や喉頭部(のどの入り口や奥)が腫れて痛む。
●軽い発熱がある。咳(せき)や痰(たん)が出る。
●胸が張って苦しい。
●声が枯れる。
●痰(たん)が濁る、または臭い。
組成成分 |
生薬名(herb name) | 薬量(quantity) | 君臣佐使(role) | 効能1 | 大分類 | 中分類 |
---|---|---|---|---|---|
甘草 » |
3 |
臣薬 |
清熱解毒・化痰・止痛 |
補虚薬 |
補気薬 |
桔梗 » |
2 |
君薬 |
化痰・止咳・排膿・利咽 |
化痰止咳平喘薬 |
止咳平喘薬 |
・君薬…方剤配合中の主薬で、症状に対して主に作用する薬物です。 |
少陰の咽痛を治します。少陰病で邪熱が少陰経脈を伝って咽喉に上攻したものです。
桔梗は肺熱を瀉します。消炎、排膿、鎮咳作用を有し、咽痛に効果があり、気管の分泌を促進します。
甘草(生)は消炎、解毒と共に桔梗の刺激性を緩和しています。(生甘草は少陰の伏火を消します)
以上より本方は肺熱(上気道の炎症)に対する基本処方であります。
桔梗・甘草の二味から構成されますが、方剤の意味から言うと、甘草湯に桔梗が加えられたと考えた方がわかりやすいです。
桔梗には祛痰・排膿作用があり、甘草湯の作用にこの作用が付加されたと見ればよいです。
※神農:三皇五帝のひとりです。中国古代の伝説上の人といわれます。365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。
●甘草蕩では治りにくい扁桃炎を改善 |
●葛根湯と一緒に使えばのどの風邪(かぜ)に有効 |