●大建中湯(だいけんちゅうとう) 腹が冷えて痛み、腹部膨満感のあるものに、身体を内側から温めて体力を補う漢方薬!
〈持病の腹痛を漢方薬でコントロール〉
Yさん(53歳・男性)は、手術の後遺症で腸が癒着しています。
そのため、冷えると腸の活動が鈍り、おなかが痛くなります。漢方に詳しい医師に腸の動きをよくする大建中湯を勧められ、痛みが起こるたびにこれを服用していました。
以前はそれで痛みが治まっていたのですが、最近になって、それでも痛みが止まらないことが何度かあり、医師に相談したところ、へそから上の痛みには小建中湯、下の痛みには大建中湯を飲むとよいと教えられました。今ではこの方法で症状をコントロールしています。