●小青竜湯(しょうせいりゅうとう) くしゃみ、鼻水、鼻づまりを治す漢方の名薬!
〈親子の鼻炎〉
母親36歳。
細面でやや細身、冷え症である。毎年秋の10月下旬から翌春4月頃まで、気温の変化ですぐ鼻炎が起き、鼻水が多く出る。発熱はなく、手足は冷たい。初めは小青竜湯単独を服用、毎回4、5日程かかって治っていた。途中、小青竜湯加附子に変えたところ、1、2日で軽快するようになった。服用約3年でほぼ出なくなった。
息子9歳。特に冷え症でもなく中肉中背。口渇が強く、鼻水が出たあと鼻づまりが続く。喘息の気はない。毎年12月より翌年3月頃までちょいちょい起こる。最初は小青竜湯桔梗石膏を用い、軽くなってからは小青竜湯の錠剤を服用。二冬を経過しほとんど治ってしまった。
〈小児喘息〉
3歳の男子。
カゼをひいて扁桃炎を起こし、高熱を出し、激しい咳以が出るようになり、次第にひどくなって、呼吸困難が起こるようになった。小児科では喘息だといわれた。この児はカゼをひくと、くしゃみが多くなり、鼻がつまり、鼻汁がたくさんでるくせがあった。またこの子の母親も同じで・次の子も同じであるという。すなわちアレルギー性鼻炎の一家である。この児に小青竜湯を与えたところ、服薬後風邪をひかなくなり、咳や呼吸困難が起こらず、別人のように元気になった。
〈小児喘息〉
3歳の男子。
カゼをひいて扁桃炎を起こし、高熱を出し、激しい咳以が出るようになり、次第にひどくなって、呼吸困難が起こるようになった。小児科では喘息だといわれた。この児はカゼをひくと、くしゃみが多くなり、鼻がつまり、鼻汁がたくさんでるくせがあった。またこの子の母親も同じで・次の子も同じであるという。すなわちアレルギー性鼻炎の一家である。この児に小青竜湯を与えたところ、服薬後風邪をひかなくなり、咳や呼吸困難が起こらず、別人のように元気になった。
〈子供の気管支炎が大幅に改善された〉
8歳の男の子D君。2歳のころ気管支炎になり、以来、たびたび発作を繰り返してきました。せきにたんが絡んで、ひどいときには、呼吸困難気味にまでなったのです。
その影響か、顔色が悪く、やせていましたが、子供らしく食欲は旺盛でした。
発作のたびに、近所の医院で処方された対症薬を使っていましたが、その効果もだんだん薄れてきました。
母親が、漢方薬局で相談したところ、小青竜湯と麦門冬湯のエキス剤を勧められました。発作が起きたとき、両方を飲ませると、しばらくたってから症状が効果的に治まりました。
さらに、この漢方を飲み続けるうち、発作自体が間遠になったといいます。